2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

脳がしびれて、溝深まる

そもそも酒が好きか嫌いかなんてのはどうでもいい。 いかにして酔えるかということが大事なのだ。 人によってはお姉ちゃんのいる店で呑んだほうが 楽しく酔えるのかもしれないし また、人によっては一人でバーなどで飲んだほうが 楽しく酔えるのかもしれない…

アルコール想起説

転落の一途をたどる「新選組!」の群像を、こみあげるものを必死でおさえながら鑑賞した直後に、プラスチック時代劇の完成型たる「座頭市 <北野武監督作品> [DVD]」の、意図的な薄っぺらさに幻惑されて、月曜日はほとんど現実に対応できぬままであった。 -…

ほう?新人かね。

酒の力を借りたらいちまいづつ脱いでいくのが礼儀というものだろう? 君はまだ、上着一枚ぬいだばかりって感じじゃあないか。 オレはもう、皮一枚のぞいて全裸になっちまったから寒くてしょうがねえ。 君が全裸になるのをじっと待ってるのも退屈なんで 酒呑…

↑レディース・アンド・ジェントルメン

ここは悪徳社交界である。気取った紳士、優雅な淑女、ワイルドな愛人とくれば、「うら若きお嬢さま」が登場するのは当たり前である。「理想の結婚 [DVD]」しかり、「危険な関係 [DVD]」しかり。 われらがジュスティーヌ、レイナ嬢を紹介させていただこう(あ…

冷えた硬質な夜に

どうも初めまして。春宮氏のお誘いを受け筆をとらせて戴きますレイナと申します。私の様な小娘がこの場にお邪魔して良いものかと些か不安を覚えまして、呑み会で酒類を呷った後の執筆となりました。この時期の鴨川は寒いですね。アルコールで身体が火照って…

ゲイこそものの上手なれ

私にとって、便所は「哲学の部屋」である。自宅にとどまらず、街をぶらついているときも、快適な公衆便所を見つけるのを大きな愉しみとしている。情報過多時代にあって、思索する空間を確保するのは無上の歓びである。 その思索が、最近はかどらない。どうも…

新五千円札の樋口一葉は「ヘビ女」みたいでキモい、とあの娘はいった。

かつて芸術とは、ほんの一部の貴族連中による道楽に過ぎなかった。大部分の貧民どもは、なんの疑問も抱かず、ひたすらメシを食いつなぐためだけに、野良仕事や豚の世話に精を出した。 そんな時代、芸術の題材となるのは、神とか、神話とかであった。 産業革…

美徳のひらめき

ビールを片手にテレビを見ていると「成功する法則」みたいなものが アンビリーバボーでやっていた。 どうやら成功するにはシックスセンス的なものが大きく左右するらしく ひらめきなどが重要で、それにによって危機も回避できるらしい。

作家になるためには、まず「顔」だ。

余談でありますが、新宿区のトイレでいちばん芸術的なのはマイシティ8Fである。 うんこはマイシティでねっ 新宿をうろつく者にとって、これはもう常識であります。 まあ前にも書いたが。

プレイのあと

女房か、あるいは恋人以上愛人未満の女性に、 「実は私レズビアンで今つきあってる女子高生がいるの」 と告白されたとき 「実はオレもゲイでアイルランド人と付き合ってるんだ」とこたえたあなたは負けず嫌いなギタリストタイプ 「最近増えてるみたいね、そ…

百年後、綿矢りさは五千円札の顔になれるか否か

恋人か、あるいは友達以上恋人未満の女性に、明日からキャバクラでバイトを始めると告白されたとき、 ショックを受けたあなたは、おそらく10代である。 ショックを受けつつ、来週使ってみよっ、と思ったあなたは、きっと20代である。 むしろチャンス、と…

雑感という名の無推敲記事

この世でもっともすばらしいものは、人間である。 なぜなら、私が人間だからだ。 - よくいわれることであるが、学生時分、それまでろくに脳の動かし方も知らなかった唐変木が、突然スポーツに熱中し、文学に燃え、ギターの練習に励んだりするのは、どんな理…

芸術評論論

マイブームという言葉が、まだ生きているのかどうか知らぬが、私の体内では、韓流ブームならぬ朝鮮ブームが真っ盛りである。むろんヒーローはヨン様ではなく金俊平である。 大久保に豚肉専門のうまい焼肉屋があって、同僚を強引にさそってひんしゅくを買いつ…

言い訳トラックバック

えー。 本丸について。「そのためしばしば更新停止をさせられてしまう」 (fromマゾヒスティック文学賞)ごめんなさい。だってblogがこんなに楽しいものだとは、思いもよらなかったのだよ。

フィッシュアンドチップスだけがおいしいと思った。

一昔前にグルメブームなんてのがあって 誰もが評論家になり、あそこの店がうまいだの こっち店のほうが美味いだのと言っていたことがあった。 今思えばすごくバカバカしいものだったとしみじみ思う。 なんたって人には好みってものがあるわけで どんなに美味…

書評「血と骨」

もしも北野武と鈴木京香が、実際に夫婦生活を営んでいたなら、私はぜひ執事として雇ってくれと懇願しにいくであろう。むろん小間使いでもよろこんで雇われるであろう。そして小間使いがいかにダンディな職業であるか、エッセイのひとつも書くであろう。映画…

「まじっすか」を「まじっす」と訳してみせるということで「Excite エキサイト 翻訳 : 英語翻訳」が話題になってるらしいが。http://www.excite.co.jp/world/english/ 以前、どこかのページで、英語の歌詞を打ち込み、直訳の妙を楽しむという企画をやってた…

なぜわが日本国が、ここまでメリケン化したのか。 年末になればメリークリスマスと称してヴィトンのバッグをせしめ、バレンタインデーにはチョコレートという名の精力強壮剤を贈り、契りを結ぶのにウェディングドレスをまとう。 夭折の詩人として、中原中也…

黒スーツの菊川怜は黒革の米倉涼子に匹敵する至高の芸術だ。 http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/11/19/01.html

突出した人物には、必ず欠陥があるものである。 −山本陽子(from「黒革の手帳」)

スタジオに来てるアッキーがお嬢様だったのには驚いたが それよりもオレを驚かせたのはアッキー率いる女子高生バンドの成績だ。 クラスでびりから2番目ってどういうことよ? オレ結構頑張って教えたつもりだったんだけど。 世の中には"やれば出来る子"がはび…

バンド解散しました。

バンド組みなおしました。

社長が日記を書くのは社員や社会に理解してほしいからだ。 それがすごくカッコ悪いことと思っていても理解してほしいんだ。 社長っつうのはさ、苦労してないと思われるんだな。 人を雇う立場じゃないか、そうすると雇われてる人間ってのは "社長は楽してる。…

人生において、カネとはもっとも重要なもののひとつであるが、カネがもっとも重要であると断じた時点で、人生は終わりを告げる。

世間では、社長日記が流行ってるらしいですよ、ノムラ社長。

諸君はNHKの「新選組!」は観ているかね? 学生時代に土方歳三に心酔し、あちこちで文献をあさり、京都旅行を習慣化した経験のある身としては、まあ特別熱狂するというよりは、当然のごとく全話ビデオ収録しつつ、可能な限りリアルタイム鑑賞を心がけている。…

アンテナとは実に便利であるが、便利であるがゆえにあまり魅力を感じなかった。同時にはてなに対してもそうであった。しかしいったん使ってみると、あまりの便利さについ溺れてしまう。 またたく間に世に波及し、勢いが沈静化し、個人情報がどうしたとかで逆…

開始から現在までの2ヶ月をふりかえってみると。 カウンターが設置可能なことを今ごろになって知った、という事実に象徴されるように、われらは時代の流行たる「ブログ」を、大いに活用しているとはお世辞にもいえなかった。と気づいた。 まあ開設宣言のと…

テストである。 私はつねにヒマだが、本日は悪魔的なほどヒマなため、ブログをいじっている。 同じ日にちがう人間が書き込めるのかどうか、それが知りたかったのだ。サド侯爵の生涯 (中公文庫)作者: 澁澤龍彦出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1983/05/1…