二日酔いのちうどん

t_nomura2005-04-23

またデザインが変わってる上に、前の日記のタイトルまでつけられてる。
神はここに何かを記せと命令しているんだろう。


本当ならば今日は、先週に引き続き築地に行ってうまい魚でも食おうと目論んでいたのだが
昨晩の深酒の為、朝起きることが出来なかった。
もちろん起きたところでいつもの二日酔いも襲ってくる。
こんなときはうどんだ。あったかいうどんを胃に入れりゃあいくらか体も動き出すってもんだ。


って事でうどんを食いに神田は小川町の「武膳」へ
本店は小倉の「津田屋官兵衛」だそうで、讃岐、稲庭に続く第三の麺「豊前うどん」
を食わせるうどん屋だ。
豊前うどん」は稲庭の細さで讃岐のコシを出すという矛盾を克服したうどんだそうだ。


注文して10分ほどでうどんは出てきた。
なるほど、細い。冷麦をすこし太くした程度だ。
これで果たしてコシがあるのだろうか?


口に含んでみると、クニュクニュと噛み切れないほどのコシがある。
つゆも出汁がきいていて好みだ。
しかし、細いせいだろうか?小麦の味があまり感じられ無い気がする。


それよりも驚きはついてきたごぼうの天麩羅だ。
薄切りにされたごうぼうが幾重かに重ねられて揚げられている。
さくっとした衣にカリっとしたごぼうの食感が心地よい。
ごぼうの甘味を存分に感じることができる絶品だ。
これだけでも食べに来る価値は十分にある。


店を出て、たまにはゆっくりと古本屋でもまわるかと思っていると
店の電話が鳴り戻らなくてはならなくなってしまったが
悔しいので須田町の「福尾商店」であんみつを買って帰ってきた。


今、あんみつを食べながらこれを書いている。
甘いものが苦手な自分を再発見してる最中だ。